こんにちは!「ゆるり」です。
私の最大の後悔は、外反母趾を甘くみていたことです。
痛くないからと、放置していました。
「外反母趾だって、フルマラソン走れるよ!」と、油断していました。
その結果、悪化して、激痛に苦しむことになりました。
今は、ケアをしながら、ゆっくり走れるようになりましたが、私のような失敗をしないために、是非、早めに治療に取り組んでください。
ここでは、病院探しについてお伝えします。
「外反母趾ランナーの病院探しのヒント!」
ランナー仲間の口コミや、ネットで検索して探す
普通すぎる話ですが、どこに行けば良いのかわからず、口コミや、ネットで調べるしかありませんでした。
行ってみなければわからないので、良さそうなところを見つけて、とりあえず、診察してもらって判断します。
腕が良いことも大事ですが、感じが悪い所、話を聞いてくれない所は通いたくないですよね。
治療はうまいけど、なんだか質問しにくい先生もいやですね。
毎日の身体のケアの仕方や、ストレッチ、補強運動など、わかりやすく指導してくれるところだと嬉しいですよね。
先生との相性もありますので、まずは、選んだところに行ってみて、納得できなければ、遠慮せずに、次のところへ行きます。
私の場合は、勤め先の近くの整骨院、鍼灸治療院、足専門の病院、整形外科、ランナーに特化した治療院と、いろいろ回りました。
注射や薬、外科的な処置が必要な時は整形外科に行き、 疲労やケアなど、トータルで体を見てもらいたい時はランニング専門の治療院に行きます。
保険が効かないので高くなりますが、マッサージや、整体、鍼灸治療、テーピングの指導など、1時間しっかり診てもらえるので心強い味方になっています。
諦めずに、自分にあった先生を見つけましょう。
自分をわかってもらう工夫をする
いくら名医であっても、初対面の一言二言で自分のことを理解するのは難しいと思います。
私は、初めていく病院には、次のような内容を記入したレポート用紙を持っていきます。
- いつから外反母趾の症状が現れたか?
- 子供の頃から今までに至る運動歴
- 今までの痛みの有無
- ランニングを始めた時期
- ランニングの月の平均練習量
- 週に何回、何キロ走るか?
- たくさん走る時は、一回に何キロ、何時間(分)走るか?
- 外反母趾はどのような時に痛むか?
- 走る時以外は痛むか?
- どんなケアをしているか?
- マラソン大会出場経歴
- 現在使っているランニングシューズやインソールを持ってみてもらう。
- 最近の練習日誌
- 治療してどうなりたいか?
- (日常生活ができればいいのか?時々ジョギングできる程度でいいのか?フルマラソンを走れるようになりたいのか?)
などなど、少し「めんどくさい患者」だと思われるかもしれません。
それでも熱心にみてくれてくれる先生を見つけたので、ランニングを楽しむことができています。
私は、口下手なので、うまく説明ができません。
この方法でいつも先生にアタックしております(笑)
先生もランナーだと理解が早い
ランニングに伴う治療や気持ちを理解してもらえるので心強いです。
患者の気持ちに寄り添ってもらえるのは大事ですよね。
病院のホームページなどに、先生の紹介が出てることが多いので、チェックしましょう。
日々のケアや、練習強度も相談できるので、とても励みになります。
通いやすい所を選ぶ
痛みがある時、電車やバスで長時間かかる所や、しばらく歩く所は、痛みがあるときに辛いですよね。
緊急の時でも、すぐ行けるところが大事です。
以前、テレビで評判が良かった足の専門医でインソールを作りました。
家から1時間半もかかり、完全予約制で1ヶ月先まで予約が取れない病院でした。
ある時、急に激しい痛みがでた時がありましたが、痛みで電車で行くことができず、予約も取れなかったので、とりあえず、近くの整形外科に飛び込みました。
通いやすく、緊急の場合も診てもらえる所は大事ですね。
外反母趾外来があるところを選ぶ
外反母趾は足の骨のバランスが崩れていることが原因の1つなので、整形外科に行くと症状によっては矯正用の医療用インソールを勧められます。
他の病院に紹介されるようなことがあると、二度手間になりますし、時間もかかるので、念のため外反母趾の医療用インソールを取り扱っている病院を選びましょう。
症状は個人差があるので、診察を受けて医師の指示に従い、自分の希望もしっかり話しましょう。
医療用のインソールとは、足専門の義肢装具士(医療用インソールを作る専門家)が医師の処方で治療用インソールをオーダーメイドで作るものです。
足の型を取り、出来上がるまでに2〜3週間かかります。
病院によって、多少の料金の違いはありますが、私の場合は3年前で、4万円ぐらいでした。
ちょっと、高いと思うかもしれませんが、健康保険組合に医療用装具の申請をすると後で、7割ぐらいの料金が戻ってきます。
それには、条件があるので、加入している健康保険組合に確認しておくことをお勧めします。
また、そのインソールが日常生活だけでなく、ランニングに向いているかも医師に確認するといいですね。
せっかく作ったのに、思っていたものと違っていたらショックなので、診察前に、質問事項や心配事を整理して納得がいく治療ができるように準備しましょう。
私は、ランニング用のインソールを使っていましたが、普段ばきや、入学式、卒業式などに履く靴のために、医療用インソールを作りました。
結局、ランニング用のインソールの方が快適なので、現在はランニング用のインソールのみです。
医療用のインソールを作る時に、普段使っているランニング用のインソールと、シューズをを持っていき、担当医に診てもらいました。
「ランニングに、申し分ない!」とのお墨付きをもらったので安心して使っています。
まとめ
一度変形してしまった足は手術をしない限り、戻らないと言われています。
できれば、手術を避けたいですよね。
これからも、楽しいランニング生活を楽しむためにも、相性の合う主治医を見つけて、早めに治療することを、お勧めします。
ゆるり